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ネパール語で「発見」

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理事会の合意形成

ずっと疑問に思っていたし、そのやり方に不満を持っていた。
総会を何度も開けるわけではないので
NPO法人の理事会を、実際の活動や事業決定機関とすることが多い。
運営会議や企画会議で企画し、理事会で審議・検討・決定するプロセスが一般的だろう。
理事会では充分議論して、最終的な合意形成していくのが理想的だと思う。
しかし、現実には時間的制限があったり、理事数が多くなれば合意形成も難しい。
また、「この指とまれ」的にできたNPO法人の場合は、主導者の個人的権限も強くなる。

組織だから、リーダーが最終的に決断し責任を取ればいい」と昨夜も言われた。
充分な話し合いあった上で、そうならざるを得ない場合もある。
その時は、決断理由をきちんと説明してくれればいい。
でも、そうじゃないことが多かったんじゃないのかと思う。
「責任を取る」ということはどういうことなのか。

私の書いた報告書について
気に障った表現があったらしく職員が怒ってきたことがあった。
こちらのリーダーは、直接私の説明を聞きもせず
行政に謝ると回答したらしい。
私は職員に説明する気はあるけど、謝る気はさらさらないのにだ。
結局、「謝る必要はない。事実誤認だけは訂正する」ということに落ち着いた。
私の事業内容を全く知りもせず
勝手に謝るということが「責任を取る」ということなのか。
本当はとてもがっかりした。
これが市民の立場を売り物にするNPO法人
組織として取るべき責任なのかと疑問だった。

理事会において、合意形成は大切だし難しい。
企業の最終目的は、利潤追求をして報酬を得なくてはという共有因子が存在する。
NPO法人の場合
役員報酬を誰も貰っていない状況で共有因子を見つけるのは困難になる。
となると、合意形成というか最終決断の説明責任は大きいはずだ。
曖昧さ、不透明さ、不明確さだけは避けてもらいたい。
一部の人の利害、一部の人の共有因子で物事を決定しないでほしい。
情報を独占しないでほしい。

私の考え方がおかしいのだろうか。
そんな錯覚に陥るけど、こんなことがあったのを思い出した。
このような合意形成でプロジェクトを進めていったため
パートナーのネパール人たちから
「日本へ帰れ、ビザはもう出さない」といわれたプロジェクト(ODAの)リーダーがいた。
彼はきわめてまじめな、日本企業戦士的な、いわゆる”できる人”だった。
昨夜の会議の時、彼を思い出した。
非営利なことを一緒にするには、企業そのままのやり方は当てはまらない。

ブッシュのイラク戦争選択を
NPO法人のリーダーの例えにされたのには参っちゃったけど・・・

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                         シロツメクサ
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by roman-tan | 2007-04-29 10:08 | NPO法人