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ネパール語で「発見」

指定管理者の運用ガイドライン

横浜市で指定管理者制度運用ガイドラインについて
パブリックコメント募集が行われている。

運用ガイドラインの素案には運用に関して様々な取り決めが示されている。
指定管理者制度における評価やモニタリングもいち早く取り入れた横浜市
このガイドラインも先端を行っているという気がする。
バスケットゴール事故もあったが、リスク分担や費用負担についての取り決めや
目標設定に基づくマネジメントや協定書についても明言している。
横浜市は市といっても、県より大きいくらいだから
指定管理者制度導入施設も多く
ここまで制度も進化していったといういうべきかもしれない。

先日、報告書に関してのやり取りの中で
新実務担当者は施設ハード面に関しての興味は示してくれるけど
ソフト機能やNPOとか全く理解してなくて(1年でまた異動だろうし)
「ボク、余分なことはしたくありませんから・・」とはっきり言われてしまうと
事務的なやり取りだけになり、協働なんてどこ行った?と思う。

横浜市の場合は共創、「パートナー」という関係を保つ独自の理念をもつ。
(1) 対等・対話の原則
(2) 目標共有の原則
(3) アイデア保護と透明性確保の原則
(4) 役割分担と責任明確化の原則
リスク管理にしても
もしこんなことが起こったらどうなるんだろう?という事態に
責任の所在は不明確だし
きっと「公の施設」だから・・・とおぼつかない。
横浜市みたいな運用ガイドラインは当然必要だ。

知事選があり、どなた様が新知事になるのかわからないけれど
上が理解を示してくれないと話にならない。
モノゴトは進まないらしい。

指定管理者の運用ガイドライン_f0077807_15205544.jpg

ユキノシタ

by roman-tan | 2009-05-10 15:32 | 指定管理者制度

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