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アビシュカール

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ネパール語で「発見」

条例の権限

市町村レベルでさまざまな条例が作られているが
これらがどれだけの力を持っているのか疑問だった。

条例に限界があるのは,以下のような理由らしい。
① 法律の範囲内での制定が可能である。
② 条例のほとんどが、国の雛形(条例準則)に沿って制定される。
③ 条例で規定される行政罰は一定の範囲内であるため、実効性が弱い(法律の個別委任がない限り、条例に違反したものに対し、2年以下の懲役もしくは禁錮、100万円以下の罰金、拘留、科料もしくは没収の刑又は5万円以下の科料を科する旨の規定をもうけることができる 地方自治法)。

ところで、私の住む市にはどれだけ条例があり、罰則規定があるのだろうか。
独自の条例は、果たしてあるのだろうか。

いろんな提言などを市民がしたところで
結局、法的根拠あるものまでもっていかないと、何の効力もない。
「市長の権限」と「条例の権限」、どちらが大きいだろうか。

そうだ、一度だけ「市長の権限」を身近感じたことがあった。
天下り嘱託職員によるセクハラを、被害者から相談されたことがあった。
私には何の力もないので、人に託した。
飲酒運転など好き放題、役所現役の頃から悪事をしていたらしい。
結局もっともらしい理由で、辞めてもらうことになった。
被害者の希望もあって公にはならなかった。


「市長の権限(議会も承認済みだけど、あえてそう思う)」で
DMV(デュアルモードビークル:線路も道路も走行可能なミニバス)の
走行実験が行われる。
どんなものか見てみないと何ともいえない、というのが多くの市民意見だと思う。
安全性の確保と法的根拠をしっかり示して
市民の合意形成を確保してほしいと思う。
うまくいけば「市長はすごいなあ」になるし
まずいプロセスを踏めば、命取りになるかな。
by roman-tan | 2006-11-08 14:39 | DMV

by roman-tan