2007年 02月 09日
コミュニティバスの行く末(No.3)
流通業界王手のイオンによる商業施設 2007年9月オープン予定コミュニティバスが運行されている地区内に建設される。
店舗面積は1万6300平方メートル、グループ企業の24時間スーパー・マックスバリュを核に、専門店や飲食店がテナント。このほど県と市で大規模小売店舗立地法に基づく届出書類の縦覧が開始。 衣料品、アミューズメント(娯楽)、カルチャー教室、エステ、美容室、クリニック、郵便局、ガソリンスタンド(駐車場内)などの専門店が入る。飲食店は、大半が一階で、駐車場内にもドライブスルータイプが2店舗計画
[2007―02―08]
イオンは、独自の顧客輸送手段(JRまでのバス等)を確保するだろうと予測されるので
コミュニティバスとの連携を、地域も強く望んでいる。
そのために、地域も今後のバスについてなかなか決断ができなかった。
バス事業者の思惑もあったし、地域の意向もあった。
国道沿いの大型店舗には、他市からの買い物客も予想される。
人の動き、車の動きには大きな変化がおきるだろう。
コミュニティバスの路線や時刻表、バス停についても新たなニーズがうまれるはずだ。
人の流れとニーズをちゃんと把握しないと、交通機関は成り立たない。
中核地域といわれるこの地区
医療施設なども充実しているため、地区内で生活を完結させることが可能だ。
高齢者には地区内の移動手段さえあれば、日常生活に問題はない。
この地区は、中心市街地からは独立した地域となるのだろうか。
市内に別の小型郊外型ショッピングセンターも、国道沿いにもうすぐオープンする。
私の家からは車で10分はかからない。
日常用品は郊外型大型店舗(市内外)で、特別な買い物は遠くの他市へ・・・
インターネット処理が進むと、市役所や公共施設にもあまり行く必要もない。
イベントやお祭りも、プログラムを優先するので市内外にとらわれず出かける。
私の近辺ではそれが一般的だと思う。
車が使えない時を想定して、JR在来線駅への公共交通だけは確保したい。
郊外に住む人は、公共交通にそれくらいのことしか期待していない。
さらに、市民活動センターに行かなくなったら
もう商店街を歩いて、買い物をすることもなくなるだろう。
中心市街地は、私にとってますます遠くなる・・・・
by roman-tan
| 2007-02-09 13:41
| 公共交通