人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アビシュカール

alpinetaro.exblog.jp

ネパール語で「発見」

懐かしい言葉たち

私にとってはとても懐かしい言葉たち
NGOというものに、初めて関ることになった時のテーマだった。
ちょっと古めの言葉たち、そう20年前に話していた。
「適正技術」「代替エネルギー」「住民参画」
類は友を呼ぶのか
その後住む国が変わっても、いつも周りには同じテーマをもつ人たちがいた。
ここ数年は、公共サービスっぽいことが多かったけれど
最近また、昔のことが蘇ってくるようなテーマを扱っていて
あれこれと考えるのがちょっと楽しい。

この分野、あの時のあの人はどうしているだろうかと
理由をつけて連絡してみたくもなる。
様々な分野でご活躍の方々もいらっしゃる。
尊敬できる方々、熱い人たち、出会った人たち誰もが師、という感じだった。
単に自分が若かったからではないような気がする。
そういう人に会える機会が、とても少なくなったのは確かだ。
これも地域格差のひとつなんだと思う。
情報量はどこでも同じくらいアクセスできるようになった。
けれど、意識や機会(人や経験のチャンス)の地域格差は非常に大きい。

私は技術とかモノとか、明確な成果を上げれるような努力、つまり
NPOもいつまでもプロセスばかり主張してはいけないなと思う。
もちろん色んなステップがあって、進んでいくのだけれど
NPO関係の人というのは、自己陶酔型や「それがどうした」と
言いたくなるようなタイプも多いので、成果としての実績もそろそろ見せてねと思う。


そのいっぽう、静かに着実に実績を積み重ねている地味な人たちもいる。
派手な広報もせず、黙々と活動を行っている。
そんな現場の生の声、それをどうにかうまくまとめたい。

懐かしい言葉たち_f0077807_22455542.jpg

                       
by roman-tan | 2007-10-31 22:52 | NPO法人

by roman-tan